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自社のせんべいづくりの体制やこだわりを公式HPで公開しており、OEMの依頼にも積極的に対応している埼玉・越谷の老舗、株式会社米菓桃の家についてご紹介しています。
せんべい専門 | 〇 |
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味付けの変更 | 〇 |
素材の変更 | 〇 |
プリントせんべいの対応 | ― |
パッケージデザインの対応 | 〇 |
1965年創業という老舗であり、埼玉県越谷市が本拠地。せんべいの味はもとより、形態やパッケージデザインなど、様々な要望に対応できるとのこと。また梱包材やパッケージは自前で用意したいという場合には、中身のせんべいのみを製造し、一斗缶で納品という方式も可能としています。
「老若男女においしさで笑顔を」 という企業理念を掲げており、社名の通り米を原料としたせんべいの製造・販売を半世紀以上に渡って手掛けている老舗になります。「きーと、越谷市民以外、誰も。知らない」という自虐的なキャッチフレーズを用いていますが、これは照れ隠しであり、地域の方々に愛好されているという、自信の表れであると見受けられます。
株式会社米菓桃の家の公式HPでは、同社で実践しているせんべいづくりの工程を、詳細に公開しています。原料である米を米粉に加工し、蒸し上げることでせんべい生地に。この際、味つけによって、醤油や塩などの調味料を適宜練り込むとのこと。
その上で型取り・成型した生地は、焼き上げる前の水分調整を徹底して行うとのこと。材料や味、季節ごとの気温や湿度などの要素に応じ、熟練の職人がその日の最適な状況に近づけた上で、上下2枚の鉄板で高温プレスして焼き上げ。最終仕上げとして、回転ドラムを使用し、均一に味付がされると説明されています。
株式会社米菓桃の家では、オリジナルせんべいをつくりたいという依頼者の要望に、幅広く対応できる体制を整えているとアピール。
例えば、自社で工場や製造設備、せんべい作りのノウハウを持たない地方の企業が、ご当地の食材を用いたオリジナルせんべいを制作したいというオーダーから、仲間うちで配布するオリジナルせんべいを、小ロットで制作したいというものまでOKとのこと。
さらには、梱包材やパッケージは独自に用意したものを使いたいという場合には、オリジナルせんべいのみを一斗缶で納品するというやり方も依頼できるとしています。
「越谷ふあり うなぎ 3袋セット」は、地元越谷出身で2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロオリンピックの銅メダリストである元競泳選手、星奈津美さんとのコラボにより誕生。星さんの勝負飯である「うな重」にちなみ、かば焼きの甘めのたれと和山椒を組み合わせた味わいに仕上がっているとのこと。
「越谷ふあり 詰め合わせA」は、株式会社米菓桃の家が手掛けるせんべいのなかでも、人気の甘醤油、濃厚チーズ、スイートコーン、カレーの4つの味をセットにした詰め合わせセット。もち米、うるち米を原料としたせんべい生地をベースに、それぞれ個性的な味わいが楽しめる。越谷みやげとしても人気とのこと。
検索してみましたが、株式会社米菓桃の家が手掛けたOEMに関する詳細な情報は、インターネット上では特に見当たらず、事例の公開はしていないようです。
ただし、株式会社米菓桃の家の公式HPでは、「実名は公表できませんが」と前置きした上で、某有名歌手の依頼に応じて調合・考案したスパイスを用いたオリジナルせんべいを制作。オンラインやコンサート会場で販売されているとのこと。また北海道のスープカレーをはじめ、各地の名産品を用いたせんべいづくりも積極的に行っているとしています。
参照元:株式会社米菓桃の家公式HP(https://momonoya.co.jp/oem/)