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せんべいと一言で言っても、その種類は様々。こちらでは、せんべいの種類から気になるせんべいとおかきの違いまでまとめてご紹介しています。
「厚焼き」という名の通り、厚みのあるせんべいのことを指します。
せんべいと言って思い浮かべるのが、厚焼きせんべいでしょう。歯ごたえがあり硬い食感です。
厚みを持たせた厚焼きせんべいとは反対に、生地を薄くして焼いたのが薄焼きせんべい。厚焼きせんべいは醤油味のものが多い一方、薄焼きせんべいは醤油以外にも塩味やえび風味など味が豊富です。
せんべいに海苔を巻き付けたのが海苔せんべいです。風味豊かな海苔が、せんべいの美味しさをより一層引き立てています。
揚げせんべいは、焼かずに揚げて作るせんべい。さっぱりとした塩味が主流です。
焼いたせんべいを、熱いうちに醤油に漬け込んで作るのがぬれせんべい。しっとりとした独特の食感が特徴です。
埼玉の名産品として有名な草加せんべい。米どころである草加で、余ったお米を保存するために団子状にしたお米を乾かしたものがルーツと言われています。
南部せんべいは、青森県八戸や岩手県北地方で親しまれているせんべいです。小麦粉、塩、水を混ぜた生地を焼いたもので、およそ400年以上の歴史があります。
お米が原料の一般的なせんべいとは違い、えびとデンプンを原料とした伝統あるお菓子です。発祥の地とされる愛知県で多く生産されています。
亀の甲羅のような曲線を描いた形が印象的な、山口県の代表銘菓。主に小麦粉、砂糖、卵、ゴマ、ケシの実を材料としています。
お米から作られたお菓子は「米菓」と呼ばれ、代表的なものに「せんべい」や「おかき」などがあります。両者とも日本人にはなじみ深い米菓ですが、これらの違いをご存知でしょうか?
せんべいとおかきの違いは原料にあります。どちらも原料はお米ですが、せんべいの原料が「うるち米」なのに対して、おかきの原料は「もち米」です。
作り方にもよりますが、せんべいはもち米より粘り成分が少ないうるち米が原料で、火を通した時に膨らみにくいため、食感は硬め。反対に、おかきは粘り成分を含むもち米が原料で、火を通した時に膨らみやすいため、食感が柔らかめなのが特徴です。