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日持ちする手土産にはどんなものがあるのか、洋菓子や和菓子、飲み物など、それぞれのメリットやデメリット、また取引先で心をつかむポイントについても解説します。
取引先の手土産では、すぐ食べなくてもいい、日持ちする手土産が喜ばれます。定番のクッキーやケーキ、せんべいなどの焼き菓子の他、ゼリーやコーヒー、ジュースなどが人気です。一方、日持ちしないお菓子は、フルーツや生クリーム、カスタードクリーム入りのもので、和菓子は水分量によって、消費期限が変わってくるので注意が必要です。例えば、あんこが入っていて防腐剤不使用のどらやきや饅頭、羊羹も中身によっては早く悪くなりやすいので消費期限が短めです。
日持ちしない手土産も、お相手が心から希望しているものであったり、なかなか手に入らない限定品であったり、わざわざ買ってきたという気遣いが感じられるものであれば喜んでもらえる可能性はありますが、わざわざ冷蔵庫に場所を取らなくてよい常温保存の手土産や切り分けが不要で個包装だと食べやすいですね。移動や荷物を考えるとかさばらず、重たくないものがいいですが、それなりに見栄えがするもののほうが印象が残ります。
オフィスでよく飲まれるものといえばコーヒー、紅茶、お茶ではないでしょうか。集中したいときや休み時間のリフレッシュにもぴったりで、いくつストックがあっても困らない商品ですので、喜ばれること間違いなしです。特に高級ブランドなら特別感が出ます。ただあまり見栄えがしないことだけがデメリットでしょうか。一方ジュースは健康的で爽やかな印象もあり、贈り物として特別な印象です。瓶入りのほうが高級感は出ますが、重量が出てしまうのがデメリットではあります。
洋菓子は定番のブランドや商品がたくさんあります。話題性のある流行りの商品も多いので、先方の好みによっては喜ばれるものが見つかるでしょう。クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子を中心に、ケーキもものによっては常温で保存できるものがあります。見栄えもいいものが多く、やや甘めの商品が多いので、女性ウケする傾向が強いと言えます。日本製であれば小分け包装ですが、海外のものは小分けになっていない場合がほとんどですので、気を付けましょう。
和菓子は、日本の風土に合わせて季節感を出せる商品が多くあります。ただ多くがあんこを使用していて、水分量が多くなるので日持ちが短くなる場合があるので、気を付けて購入しましょう。1年を通して長く保存できるせんべいなどは、贈り物にぴったりです。甘いものが苦手な方にも食べやすく、老若男女、世代を問わず喜ばれる商品です。せんべいと言うと地味に感じる方がいるかもしれませんが、近年は中身もカラフルなものやパッケージもモダンなもの、高級な商品もあります。