買える!作れる!美味しい海老せんべい列伝 » せんべいのOEMがおすすめな理由 » せんべい輸出が好調!
海外向けせんべいのOEM

公開日: |最終更新日時:

せんべい輸出が好調!
海外向けせんべいのOEM

海外の巣ごもり需要で米菓の輸出額が上昇

せんべいをはじめとした米菓は、日本らしさを感じるお土産として海外の観光客から人気を集めていました。新型コロナウイルスによる影響で渡航が制限され、海外の観光客からの売上が見込めなくなった一方で、米菓の輸出が好調の動きを見せています。

農林水産省によると、2021年1~8月の米菓の輸出額は36億円を突破。過去最高だった前年の同時期を35%上回る数字で、なかでもアメリカへの輸出は50%増加しています。全国米菓工業組合は「新型コロナウイルスによる巣ごもり需要を取り込めた結果」と分析。米菓の輸出増加の勢いに乗ろうと、米菓メーカーやECサイトでもさまざまな動きを見せています。

参考:日本農業新聞「BEIKA輸出好調 米菓、過去最高ペース 米国で巣ごもり需要 菓子の越境ECサイト登場」

大手米菓メーカーの岩塚製菓が賞味期間を延長

黒豆せんべいや味しらべなどのロングセラー商品を生み出している大手米菓メーカーの岩塚製菓では、米菓の輸出需要をにらみ、2021年春に8~9割の商品の賞味期間の延長を実施。原材料の配合の見直しや包材仕様の変更などを行ない、看板商品である「岩塚の黒豆せんべい」の賞味期間は120日から150日へと延長されました。

岩塚製菓はもともと台湾や北米などに「BEIKA」というブランドで自社製品を輸出しており、賞味期間を延長することで現地での保管や販売期間も延長され、結果として注文増を見込めるというのが狙いの1つ。また、コンテナ不足の影響により船便のコスト高や輸送遅延が問題になっている中、効率化の観点からも賞味期間の延長が求められているとも述べています。

日本産菓子に限定した越境ECサイトが開設

米菓だけでなく日本のお菓子も輸出額が上昇しており、農林水産省によれば2021年の輸出額は前年同時期比の4割増となる166億円にも上ります。

手に取りやすいお菓子から日本の食材や原材料に興味を持ってもらいたいと、生鮮品ECサイトを運営するWe Agriが2021年9月にシンガポールの消費者を対象とした越境ECサイト「ギンザ スイーツ」を開設。越境ECサイトとは、日本国内から海外へ向けて商品を販売する電子商取引です。

ギンザ スイーツには北海道産小豆や抹茶を使ったどら焼きなど、日本の特色を打ち出した和・洋菓子を出品。また、単独では海外販路を開拓するのが難しい店舗を支援する狙いもあります。現地の小売店でもお菓子の販売が行なわれており、今後の展開に注目したい取り組みです。

国・地域別で見る米菓の輸出動向

東京税関が令和3年9月16日に発表した「米菓の輸出」によると、2020年に米菓が多く輸出された国・地域は上位からアメリカ、台湾、香港となっています。上位1~3位を合わせると全体の60%以上を占める結果に。これらの国・地域への輸出量が大きい理由としては、日本の食品を扱うスーパーなどが多いことが影響しているようです。

なかでも、2020年は台湾向けの輸出が大きく増加し、輸出金額は前年比の18.3%増、輸出数量は15.9%増となっています。米菓業界によれば、台湾と日本の歴史的なつながりや日本への観光で日本産米菓のおいしさが認識されたところに、新型コロナウイルスによる渡航制限で訪日できない状況に。それによって、台湾向けの輸出が増加したのではないかと推測されています。

参考:【PDF】東京税関「米菓の輸出」

観光需要の回復を待ってからのOEMでは商機を逃す

業界シェア3位の大手米菓メーカーである岩塚製菓が、ほぼすべての商品の賞味期間の延長に踏み出したのは、米菓の輸出額が上昇している今が絶好の商機だからです。

新型コロナウイルスによる渡航制限の規制は徐々に緩和されつつありますが、2022年7月現在も全面解除にはなっていません。規制緩和により観光需要の回復が見込めるとは言え、まさに今需要が増加している米菓輸出の商機を逃すのは得策とは言えないでしょう。

米菓輸出の需要増の勢いに乗って海外向けのせんべいを今から開発しておけば、観光需要が回復してからの国内での販売をスムーズに進められ、輸出・国内での2つの販路からの利益獲得を期待できます。OEMなら商品生産は委託業者に任せられるため、外国人向けの味付けや見た目、販促方法などを考えるのに専念できます。

外国人が好むせんべいの傾向

米菓業界によれば、海外で好まれやすいせんべいの傾向は、硬いせんべいよりも軽い食感、定番の醤油味よりも甘みや辛みがあるものとのこと。また、新型コロナウイルスの影響により、個包装の商品が売れやすい傾向にあるようです。ただ、味や食感に関しては国の食文化などによっても変わってくるはずなので、どの国の消費者を対象とするかでリサーチする必要があるでしょう。

また、将来的な外国人観光客の売上も見込む場合は、手に取ってもらえるようにパッケージもこだわりたいポイントです。せんべいは定番のお土産としてさまざまなところが販売しているからこそ、競合店のパッケージや味なども参考にしながら自社らしいせんべいを考えてみてはいかがでしょうか。

可能な限りお客様の要望を実現! せんべい一筋20年
OEM業者を取材!
詳しくはこちら