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企業のノベルティや物販商品として定番のせんべいのOEM。既製品への名入れから、オリジナル味付けのオーダーまで、製造形式ごとの費用感を紹介します。
手軽にオリジナル商品を製作できるのが、既存のせんべいにロゴやイラストを食用インクで印刷するプリントせんべいです。この手法は小ロットから対応可能な点が特徴です。
例えば、1枚あたり税込83円程度から製作可能で、最低ロットも40個や50個といった少ない数量から注文できる企業があります。また、1デザインあたり50枚から、単価173円ほどで対応している事例も見られます。
中身のせんべいはメーカーの既存商品を使用し、袋やラベルなどのパッケージをオリジナルデザインにする手法です。味や形状の開発費がかからないため、費用を抑えられます。
事例として、約30袋という小ロットから対応可能なメーカーや、500袋程度から対応する企業があります。費用感としては、小ロット生産の場合、総額で5万円程度から依頼できるケースや、既存品を活用して初期費用を抑えるプランが存在します。
原料の配合や味付けから指定するオリジナルの場合、製造ラインを動かす都合上、最低ロットは原料重量で50kg〜75kg程度が目安です。
これを製品数に換算すると、商品の1枚あたりの重量によって大きく変動します。製造時の乾燥や割れによるロス(歩留まり)を考慮し、完成品は原料重量の7〜8割程度になるのが一般的です。
このように、サイズが大きくなるほど完成する袋数は少なくなります。まずは作りたい商品の「1枚あたりの重さ」を想定して相談するのがスムーズです。
オリジナルの形状でせんべいを焼く場合、専用の金型(焼成型)を作成する費用が発生します。形状や大きさによりますが、抜き型(形状を作る型)であれば10万円〜30万円程度、大量生産用のロール型や特殊な合わせ焼き型であれば100万円単位になることもあります。
ロゴ入れに焼印(焼きごて)を用いる場合、製作費は2万5千円から5万円以上かかる場合があります。これらの初期費用は、商品単価とは別に予算化しておく必要があります。
せんべいのOEM価格は、既製品への加飾か製造かによって大きく異なります。ノベルティとして数万円の予算で製作したい場合はプリントせんべいが適しており、物販商品として原価率を重視し大量生産する場合は、数十kg単位での発注が必要です。
まずは自社の販売計画に合わせて、パッケージ変更のみのプランか、金型作成を含むオーダーかを決定することをおすすめします。