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せんべいOEMにおける包装仕様

せんべいのOEMにおいて、包装形態の選定は単なる「容器選び」ではありません。商品の魅力を引き出し、流通に適した形にするための重要な要素です。ここでは、OEMでの包装仕様について解説します。

用途に合わせた包装形態の種類

販売目的によって適した包装形態は異なります。OEMで一般的に対応可能な形態には以下のようなものがあります。

個包装と箱詰め

せんべいのOEM製造では、販売目的に応じて多様な包装形態が選択可能です。贈答用や土産物としては、1枚ずつ包装された「個包装」を化粧箱に詰める形態が一般的です。個包装は湿気を防ぎ、分配しやすいという利点があります。一方で、家庭用やカジュアルな商品としては、個包装を行わず、チャック付きの大袋やポット容器にまとめて入れる形態も採用されています。

平袋とアルミ蒸着フィルム

商品の鮮度を保つための包装資材として、アルミ蒸着フィルムを使用した平袋が広く利用されています。アルミ蒸着フィルムは、プラスチックフィルムにアルミニウムを蒸着させたもので、優れたガスバリア性と防湿性を持っています。また、遮光性もあり、油脂の酸化や紫外線による劣化を防ぐ効果が期待できるため、特に光と空気に弱い揚げせんべいなどの品質保持に適しています。

品質保持と賞味期限への影響

包装資材の選定は、商品の賞味期限に影響します。酸素透過度の低いフィルムやアルミ蒸着フィルムを使用することで、湿気や酸化から商品を守り、賞味期限を延長することが可能です。多くのOEM製品では、「商品の特性に合わせて袋の中に脱酸素剤や乾燥剤を封入することで、開封前のおいしさを長期間維持する工夫がなされています。適切な包装設計により、食品ロスを減らし、販売期間を確保することができます。

OEMメーカーによって対応可能な包装形態は異なりますので、まずは相談してみましょう。

コスト変動と製造ロットの関係

包装形態とデザインの仕様は、製造コストと最小発注数量(ロット)に直結します。オリジナルの印刷を施したフィルムを使用する場合、版代などの初期費用が発生し、数万枚単位の製造が必要となるケースがあります。これに対し、無地の袋にオリジナルのラベルシールを貼る方法や、既成の袋を使用する方法を選択すれば、小ロットかつ低コストでの製造が可能となり、初期リスクを抑えられます。

ブランド価値を高めるデザインの工夫

コストを抑えつつブランド価値を高めるために、デザイン面での工夫も重要です。フルカラー印刷の箱を作成するには数千箱単位のロットが必要になることがありますが、既成の箱にオリジナルの「帯(おび)」や「掛け紙」を巻くことで、少数量でも高級感を演出できます。また、シールの形状を工夫したり、素材感のある紙を使用したりすることで、商品の特徴やこだわりを消費者に伝えることができます。

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